中国、アフリカのFDIに最大の貢献を果たした

May 05, 2017

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エイムスト・アンド・ヤング(EY)の最新アフリカ魅力報告書によると、アフリカへの中国の投資は劇的に増加し、2016年にアフリカの外国直接投資(FDI)資本と雇用の最大の貢献者となった。

2005年以来、中国はアフリカで293のFDIプロジェクトに投資し、総投資額は664億ドルで、130,750の雇用を創出したという報告書がある。

中国の対アフリカへの直接投資は、資源指向のものだけでなく、サービスや製造業もカバーする分野間で多様化しているという。

ロンドンに本拠を置くプロフェッショナルサービス会社であるEYが発表したデータによれば、南アフリカ、ナイジェリア、アンゴラなどの資源の豊富な国とケニアなどの農業輸出業者の両方を対象とした、より多くの国での中国投資の多様化が示されています。

2016年には、中国のFDIプロジェクトから生み出された雇用は、2015年に倍以上になり、次の最大の投資家によって創出される雇用数の3倍以上となった、と米国が報告した。

「これはアフリカに対する中国の直接投資の雇用創出効果を強調している」と報告書は指摘する。

中国の企業や国営企業は、貿易やFDIに加え、港湾、道路、鉄道、ダム、電気通信網、発電所、空港などのインフラ整備事業に資金を提供してきた。

注目すべき例の1つは、2016年10月にエジプトのアディスアベバとジブチ港を結ぶ中国建設鉄道が発足し、40億ドルの投資が行われたことです。

また、古くからのシルクロードの貿易ルートを再構築するために提案された中国が提案したBelt and Roadイニシアチブは、中国とアフリカの双方にとって有利な状況であることが分かった。

報告書によると、1990年代後半以降、中国とアフリカの最大の貿易相手国である中国とアフリカ間の貿易が急速に拡大した。

2016年には、アフリカへの輸出は829億ドルであったが、大陸からの輸入は543億ドルと評価された。